ボストン美術館展 6月10日まで

この間東京に行った時はエルミタージュとこれに行って来たのだった。どちらかと言うとエルミタージュに期待して行ってそれは問題なく満たされて帰って来たのだけれども、このボストン美術展、聞きしに勝るすごさ。

私は日本画やなんかにはとんと縁がなくて今まであまり見た事がなくて輪の物素晴らしいと思ったのは数年前に京都に行ってから。ふすま絵ワンダほー！とか言う感じで申し訳なかったご先祖様。日本画はここ最近の伊藤若冲ブームを眺めてすごいなあ、と思っていたくらい。

素晴らしかった。虎と龍の屏風絵なんて大好き過ぎて会場内をうろうろしながらもどってしまったよ。そして絵巻の周りはすごい人でとっても見られない。だけどそこはうまいもので遠くからでも何となく分かる様な展示になっていてとりあえず楽しかった。結論、日本の漫画の起源はこの辺にあるね。あと快慶の仏像。ああー、あれは多分お寺にあったほうがありがたい気もするがやはり素晴らしかったなあ。

後着物。能の衣装も素晴らしい。美しい。柄のモダンさがたまらない。蝶々の柄が美しく、モダン。ああいう物は本当に古くならない。むしろ一番新しいんだなーデザインって素晴らしい。良かったなあデザインやってなくてと素人の私は思う訳ですよ。眼福眼福。

あと写真の龍は曽我蕭白と言う方の作品のようですが今回はこのかたの作品を初めてどーんと見て日本画に開眼したような気持ち。もうけたもうけた。良い物をたくさん見た。こんなにすごいのかと思ってびっくりした。とにかく時間のある方は行ってください。時間のない人も結構無理して行っていただいた方が良いですよ
。ボストン美術館がこんなに素晴らしいコレクションを持っている事も知らなかったー。超楽しかった。大興奮。

ちなみにこの博物館の本館の方では高円宮の根付けコレクションもあって、これまた結構楽しかったです。またこれがかわいいのが多くて楽しめましたー。