2012年11月12日月曜日

エストニア紀行/梨木香歩

書店で見た時から気になっていた本を読んだー。

このかたの著作で有名な「西の魔女が死んだ」ごめんなさい、まだ読んでなくて。初めて読んだのが「家守奇譚」植物の息吹で息苦しくなるほどの気配。そしてイギリスっぽい感じ。

エストニアとかリトアニアとか、あの辺がどうも気になる私なのである。編み物するせいかもしれない。エストニアのパターンが好きで、洋書で買ったりしてガッツで編んだりした物である。あの辺の靴下とか、ミトンのパターンの美しさって言うのは本当にその国を訪れて可能なら本を買ってきたいとかそう言う気持ちになるくらいである。まったくどういう国なのか分からないでいたら、何と紀行文を書かれているではないですか。

全体の静けさ、というか何だか素敵。そしてこの方は鳥を見るのが好きな方なのでした。静かな朝に鳥を眺めに行って、森の中でひっそりと深呼吸して森の一部になってしまう様な。自分では絶対にしない事だけどこう言うのは素敵だなあ。遠い国に行ってみたい。(私としてはグルジアとか行ってみたいです)

茸採りとそれにかける人々の情熱。ヨーロッパの方って特に茸採りに国を挙げて集中する所があって、キノコの季節になるとみんなもりに行く様なイメージがあるなあ。スロベニアなんかも秋になるとみんな茸採り!みたいな雰囲気になるものねえ。確かに会津に行った時にはキノコがあまりにも美味しくて私も夢中になりましたが。私は毒のある物もばっちりと採って食べてしまいそうなので採るのはお願いいたします。

と、言う訳で今梨木香歩さんの本をいろいろ読んでおります。エッセイ素敵ですねえ。

0 件のコメント:

コメントを投稿