2013年5月21日火曜日

「女たちの国」のナム

これ読んだー。面白かった。何が素晴らしいって社会システム。

中国奥地の少数民族モソ族は女権社会で女性は実家で一生を過ごす。姉妹もいっしょ、その子供達も一緒。で、父親は同居しない。

女たちは恋人たちがいて恋人たちが家に通ってくるのだ。朝になると恋人である男は自分の家に帰る。家督を継ぐのは女性だ。

噂話や、嫉妬は公に口にするのはタブーとされていて暗に示す程度の事でギリギリらしい。うむ、素晴らしいな。

だからここの女性たちは性的な屈辱と言うのないのかも。自分が男たちを選べると言う点で。成熟した女性は自分の寝室を持ち男たちを待つ。気に入らない男に対してはいかなることがあってもドアを開ける必要がない。あと男が楽しむ以前に自分が喜びを味わうのが大事、とか基本中の基本をきちんとお母さんから聞いてるし。

うむー、男たちの性欲に振り回されなくて良いと言う点ではいいんじゃないのかなぁ。どこぞの市長さんはこう言うところを視察して来たらいいのでは。

あと子供増やしたい総理大臣とか。結婚しなくとも、家族はできるし子供も増えるシステムもあるんだぞ、と。まぁこの人たちは貧乏だけどさ。


個人的には彼女の気性の荒さと力強さに舌を巻きっぱなし。

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