2011年5月9日月曜日

話す事

震災後それぞれの生活がいろんなレベルで大変で、それこそ実家がなくなった!という人や家族友人を失った話などはたくさんあるんだけど、家族全員揃っていても家があってもやはり被災は被災で、影響は小さくはない。

まだ貴重品を身の回りから離さない人はたくさんいるだろうし、ろうそく懐中電灯もすぐ出せる、それこそ今停電しても平気、という人はたくさんいるはずだ。(俺)

まだ終わってないのだ。

今までの地震は「はー、大変だった、おおきかったよねー!これでちゃらか?宮城県沖地震」みたいなノリで単発で終わる感じだったんだけど、今回のは違う。本震のまえに数日嫌な感じで揺れてたし今でも日本中少しずつ揺れている。

新しい時期に入ったんじゃないかと思う。

つくづく今回の地震で専門家にはがっくり来たので自分の感覚で言わせてもらうとこの震災は現在進行形で、まだ終わってない。でもそう思ってるのは私だけじゃなくて周りに聞いてもまた何か来る!という感じを持ってる人が多いので多分そんなに外れてない。

そして職場でもどこでもとにかく震災の話をまず聞いて、とかしてから、というのが多い。震災ストーリーは人数分あるのだ。そして多分たくさん話す事で癒されて行くんだろうなぁ。みんなとにかく話す相手がいる限り話した方がいいよね。死神が近くを歩き回ってた!と言う位の人もいるからその影響から離れるためにも。

普通の生活だけどまだ普通ではないのだ。

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