2013年3月11日月曜日

祈ること

行天宮行って来た。いい天気と外にまで溢れる人と外の供物を買うお店、素食(中華の精進料理的なやつ)を売る屋台と。このあたりでガイドツアーの朝が早いので買い食いする人が続出し始める。ビニール袋に入ったビーフン食べるなど)

供物を捧げた台。中に入ると勿論日本の神社みたいにご祈祷してくれる場所があるから底に並んだり、入り口で選考を配っているからそれをもらってお辞儀しながら両手に持った選考を上げ下げしながらお祈りする、と言うアジアスタイルのお祈りの仕方でお参りをする。で、香炉にお線香を投げ込んで煙を浴びて帰るのはいつも通り。供物は甘い物と良い香り野茂のが良いと言うのは日本と一緒であとご飯とライチのおむすびみたいなのを供える。ライチの皮を丁寧に丁寧にむいてご飯と一緒に食べるみたいです。お供物に揚げた物はより良い物なのでお参りした後はそれを家に持って帰って食べたりするみたいですよ。フルーツの中ではパイナップルと釈迦なんとか(シュガーアップル)が縁起がいいらしいです。ああ、でも生活の中にこう言うのが入っているのって良いよなー。自分以外の何か。人生をまわしてくれる何か外の大きな力。自分だけきりきりしなくていいし。

シュガーアップルは激おいしいので必ず食べること。美味しいー。

私の宗教はなんだろう。とりあえず仏教徒、と言うと無難か。間違いなく私の宗教観は一神教のそれではないし神道と言うほど神道は知らないし、かといってゾロアスターなんかでもなし。考え方としてしっくりするのはやはり仏教。で、台湾も仏教んp国なのでお祈りする場所も何だか親しみがある。お線香の香りと供物。ちょっと違うのは日本ではこれほど祈る事が生活の中に浸透していない事か。

宗教と言うのは結構紛争のもととなったりするので厄介だなあ、と思う事も多いのだけどそれでも人が何かのために祈る姿と言うのは美しいなー、と思うのです。生活の中に祈りのない世界と言うのは、むなしいよね。私は何を祈って生活しているんだろうなあ。小さな生活を守る事しか考えてないからなあ。その小さな生活に幸せがあるのだけど。毎日の様に供物を捧げてお祈りする、と言うのは結構良い事なんだろうな、と素直に思う。その分仏様と向き合っていると言う事で、仏様と向き合いつつも自分の生活とかあり方も毎日の様に顧みると言う事だから。

ガイドさんに夜来香の花を見せてもらった。とても良い香り。歌の夜来香は知っていたけど本物を見るのは初めて。

台湾編、しばらく続く。

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