今NHKスペシャルの北極圏に暮らすを見てたんだけど、これすごい。何がすごいって生活のすべてをがかけ離れていてすごい。こういう人たちが一番すごいんだよなあ。私はたまたま日本に生まれてこういう暮らしをしているのでこういう自分の食べる物や生活のほとんどを自分でまかなう、と言う生活の技術は全くないのですごい尊敬だ。
私の生活なんて、全くもってあまちゃんである。それでもだらしなく生きていく私であるが。
で、子供がアザラシに詰めて作る発酵食品の中身の鳥を捕っていてそれを見て考えた、というか思い出したのがいただきますの話。子供は鳥の殺し方がわからなくてお父さんに聞く、おとうさんは説明するんだけどそれをやっても鳥が死なない。口をぱくぱくさせて目を白黒させている。で、お父さんが心臓のつぶし方を教えてそれで後にこにこしながらまた鳥を捕っていたのだ。食べるものだからなあ。私はあまちゃんなので鳥かわいそうな訳ですが。
いただきますの話っていうのは新聞だっけ?なんかに載ってた「小学校では給食費を払っているのでいただきますを言うのはおかしい、と言う保護者の主張を受けて給食のときにいただきますをいうのをやめた」というもの。
おかしいのは、お金払ったんだからいただきますはいらない、と言う父兄の主張。後さらにそれを受けてやめちまった学校。そこには食べる事への尊敬と言うものが抜けていて、お金払ったら好きにしていい、というのも尊敬が足りない。どういう家庭なんだろう。お母さんがご飯作ってもいただきます言わないんだろうか。
子供が健康に生まれて生き伸びられる様になって、なおかつ飢えなくなって多分日本では100年経ってるかどうかだとおもうんだけど(ソースなし)食べると言う行為にはもう少し尊敬を払ってもいいと思う。そこを忘れるといけないとおもうのだ。お米は一年経たないと出来ないし天候次第では飢饉もある。肉や魚は命を取らないと食べられない。
生きていくためには命を奪い続ける事が必要なのであってそこは忘れていたらいけないと思うのだ。あまちゃんなりに。
生きてるものから命を取って食べる、それがいただきます、だ。私にとっては。あとは食事を作ってくれた人に感謝をして、と言う事だ。これは金は払ったんだからいいだろうとかそういう話ではないのだ。ま、個人的な意見ですが。
とはいえ、こうして猟とか解体とか見るともうベジタリアンでもいいかも!と思ってしまう程度には惰弱です。
食べ物は大事にしましょう
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