yomyom新しいの読んだ。
面白かったよ。本好きとしてはたまにこういうのも読まないと。これはかなり楽しめる雑誌で見直したのは小野不由美様の十二国記を読んだ後で文庫未収録の2作を読みたくてオークションで落とした時。最初買った時は小野不由美様の文章をまじめにまじめに読んで、王は出てこないのに国が傾いていくのをありありと見せる様が素晴らしい作品と、新しい国へのほのかな希望が生まれる薄明かりの様な作品。これらを読んで満足していたんだけど。
それをまじめに掲載作品のすべてを読んだのは震災の後。もちろん、停電してる間は読めなかったけどその後の1から2週間後。本を含む物流が止まってしまっている間。食品なんかはどの変でうまく回り始めたかは多分このブログを見直せば多分わかるけどそこは置いといて。仕事もしばらく来なくていいよー、と言われていたのでほぼ私の生活は生活用品の買い出しに費やされていた訳だがそこで食品が足りてくると今度は情報とか文化が欲しくなる訳だ。
音楽、に関して言うと震災後音楽と言うのは私にとっては全く無力だった。運転中にラジオを聴かずにiPod付けられる様になったのは9月以降だったし一応ダウンロードしておいたSongs For Japanは聴いていたけど今ひとつよくわからなくて、最近聞き直したら「あら、この曲、いいじゃない?」と思える様になったり。
で、読書。
買い出しをしながら開いていたあゆみブックスに毎日の様に通っていた訳なんだけどとにかく新しい本も雑誌も入らなくて苦しかった。Twitterで物流はこのくらいの時期になりますよー、と教えてくれる親切な方もいて、それを支えにずっと待つ。 本の物流が一ヶ月止まるなんて人生初の事。家の本を読み直す所で目についたのが雑誌yomyom。これを熟読して読みたいと言う気持ちをいやした訳です。読むと言う行為は大事。どうしてかはわからないけど私には必要なんだなあ。
どうしてこんな事を書いてるのかと言うと今号のyomyomに震災の事と読みたい気持ちについての話が二つほど載っていて、あの時の気持ちがよみがえったから。特に「いちばんながいよる」はもう一度震災を体験してしまったー!と言うくらいの話で場所も何となくわかるのでうわああああ!と言う感じだったけど良かった。
本読むって、ええのう。
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